博士号取得大作戦! -presented by Mika- -7ページ目

Qちゃんの優勝に物思う

Qちゃんこと高橋尚子選手が、長いスランプを抜けて

久々にマラソンの優勝を勝ち取った時に発した一言。


「夢を持ち続けて頑張れば、暗闇の道にも光が差してくることをみなさんに伝えたかった」


ん~、なんて感動的な言葉なんでしょ。

オリンピック選考で落選し、長いつきあいの監督とも別れ、

一人で一から歩き出して結果を出すまでの

長い道のりがありありと身に迫るように伝わってきて、

鼻がぐすっと鳴ったとき、

ふと気づきました。



もしかして、暗闇ってのは、

今の私の状態のことなんですかね??(笑



いやぁ、そういう「真っ暗」とか、「何の望みもない」とかいう言葉って

全く人ごとだと思ってましたが、

人生26年目にしてそういう言葉が

やっと自分の身に染みてきた感じです。


Qちゃんは、私のことも励ましてくれてたんだなぁ~

わはは(笑




最近の私はと言えば、

相変わらず学校は休学中ですが、

うつ病も相当良くなったし、毎日楽しく過ごしています。

遊んで暮らしているわけではなくて、

社会復帰リハビリ(?)がてら、アルバイトをしたり、

勉強をしたりしています。


この先の進路についてはまだ考え中ですが、

今までずーっと自分で自分に言うしかなかった

「○○しなきゃ!」「すごいことするべき!」「とにかく皆に認められたい!」

というような、ガチガチに凝り固まってた思考が

少しずつゆるりと溶けてきたような感じがするので、

そういう固い頭からふわっと離れて、

改めて、

楽しくかつ最大限面白いことができる(ついでに有名になれる(笑))ような

方向で、今後の進路を考えたいと思っています。



というわけで近況報告おしまい。



--

最近手に入れたお酒

・中々

・野うさぎの走り

・百年の孤独(以上、すべて黒木酒造)

中々はねぇ、牛乳割りがおいしいんですよ、これホント。

恋の始まり

先日、大学以来の女友達から

「今、独身の男の人とデートしてる。

もしかしたら、もしかしたら、

付き合うことになったかもしれない!」

というメールが来た。


これを読んだ瞬間、私は

「よし、できるだけ早く、彼女に会いに行こう」

と思い、さっそく約束をとりつけた。



誰でも知っている通り、女の人は

恋が始まろうとするとき、

瞬間的に、ものすごい輝きをはなつ。

普段、仕事でパワフルな彼女の体の中から

別のきらめきがあふれ出すところを、

この目で確かめておきたいと思ったのだ。



二日後の夜、待ち合わせ場所にあらわれた彼女は

顔が一回りやせていて、なんだかつややかだった。

飲み屋に入ってお酒が進むと、

彼女はますますきらきらしてきて、

本当に、とても可愛かった。


これこれ、これだよ、私が見たかったのは。

冷め切っていた私の体にまで流れこんできて

芯からぽかぽかと暖めるような、

圧倒的なエネルギー。



彼女がにこにこと言葉を発するたびに、

私の体温まで上がってくるような気がして、

つい、冷たい飲み物をぐびぐびと飲み続けてしまった。

おかげで次の日はひどい二日酔い。


大学以来の友達である彼女には、

今までも度々助けられてきたけれど、

また今回も助けられたように思う。

莫大なエネルギー、誠においしくいただきました!

ごっつぁんです。


Written on November 6th, 2005

すっかり骨抜きになっちまった

11月初日から、ついに

正式な休学に入ることになりました。

あふぅ。



今日の私は、すっかり骨抜き。

なーんにもする気がしない。

勉強する気もしない。

本を読む気もしない。新聞読む気もしない。

食事する気も洗濯する気も、食器を洗う気もしない。


こんな「ないない」状態でも、全く問題なく生活できるという

ある意味めぐまれた環境の中で、

ただひたすら、抜け殻のように

ソファにすわって、ぼーっとネットを眺めてる。

時間だけが、むやみに過ぎてく。



いろんなことを知りたい!という知識欲は、

「変人」と常に言われるのはなぜか、

そんな自分のことを知りたい、理解したい、という、

根本的な疑問に支えられていたのかもしれないと

ふと思う。


だから、もはや自分の謎が解けた今、

知識を得ることに、あまり魅力を感じないのかもしれない。



どうせ新しいことを知ったって

何かができるわけでもないし、

人に褒められるわけでもない。

なんかとにかくむなしい。




ここでこうやってぼーっとしていて、

また今日も一日が過ぎていく。




ノートパソコンを落としたら、

フタのつなぎ目がぶっこわれた。



発達障害者用のメガネがほしーーーーいっ!!!

なんか昨日今日は、異様に記事が多いんですが、

今は、視点が外に向かってる時期なのかも。

(私は、アスペルガー故か、普段は

自分自身に対して目を向けている時間が、異常に長いです)



さてさて。chargeupさんの記事 に対しての

トラックバック記事を書いてみます。



私は、太陽の光がすっごく苦手です。

とにかくまぶしくて、目が開けにくいの。

小学校の体育の授業で、屋外の校庭で体育座りしながら

先生が何かをしゃべっているのを見るときは、

常に「半目~四分の一目」状態でした。

他の人が、普通に目を見開いて先生を見ているのが、

本当に本当に不思議でした。


世界はまぶしいと思いながら、

しかめっ面してすべてをやりすごしながら

この年まで生きてきたんですが、

この「太陽がまぶしい」ってのは、どうやら

アスペルガーの人たちには、よく見られる症状らしい。

光を過剰にとらえる、「視覚過敏」に分類されるようです。

知らなかった。



「自閉症だった私へ」という本を出した著者、

ドナウィリアムスの本を読んで、初めて知ったのですが、

どうやら、発達障害者用のメガネっていうのがあるらしいですね。


偏光レンズを使って、特定の振動方向の光のみカットすると

今までぼやけていた世界が、はっきり見えるんだそうです。



私はつい最近、普通のサングラスを買ったのですが、

外出時にサングラスをかけるだけで、

視力が1.5倍くらい上がるような気がします。

本当に、世界がはっきり見えるようになるんです。


ちょうど、顕微鏡のしぼりをしぼったような感じ。

光量は減るけれど、その分、視野がはっきりします。

私の目がどうなってるのか、はっきりとは分かりませんが、

私にとっては、この世界は

見るもの全てがまぶしい、光量過多の世界なようです。



私の視神経回路にぴったり合う、

私専用のメガネがほしーーーーーーいっ!!!!




まぁ、はっきり見えない方がいいものも

世の中にはたくさんありますけどね。


あっ、ああ、そうそう、

あなた様のすずしげな頭も、

まぶしすぎて私にはよくみえませんので、あしからず(笑




アキバ系って、人気なのか?!

最近ろくに人と接してないんで、

実のところよくわかんないんですけど、

アキバ系って、最近人気なんですか?

(takayuさんの記事 に触発されて、これ書いてます)



試しに、私の直接の知り合い男性で、

「アキバ系カテゴリー」に入りそうな人を

列挙してみましょうかね。


・ 一人暮らしのアパートに数年ぶりに雪が積もり、

  嬉しくなっちゃって、つい

  忍者のコスプレしてスキーをはいて、外に出た男


・ ほそい体で空手を習っており、

  正拳突きよろしくこぶしを前に突き出しながら、

  「隣の奴らが攻めてきたらこの突きでやっつける」

  と真剣な顔でつぶやいた男


・ 会社で使っているパソコンのデスクトップが、萌え系


・ 二言目には、戦車の型番が飛び出す


・ 二言目には、京王線の車体ナンバーが飛び出す


・ 発売されている漫画雑誌はほとんど全部チェックしてて、

  どんなジャンルの漫画でも、話ができる

  (買うのは一誌のみ、あとは立ち読み)


・ 新しく出来た彼女は、

  ネットで知り合った15才下の高校一年生


・ 新しく出来た彼女との二回目のデートは、

  秋葉原の食玩専門店。もちろん一つ買ってあげた。


・ 彼女への初めての誕生日プレゼントに、

  手作りのアクセサリーをあげた。

  彼は素人、できばえも素人。なのに素材はプラチナ。


・ 彼女への初めての誕生日プレゼントに、

  寝袋をあげた。

  次は小型懐中電灯。なのに彼女はインドア派。



まぁ最後のは、私の旦那のエピソードなわけですが。

皆に共通するのは、

「ある種の激しい思い込み」ですかね。


アキバ系って、服装ではなくて、思想だと思うんです。


思い込んだら一直線!

相手がそれを知ってるか、興味があるかはお構いなし!

話し出したら止まらない!


非常に純粋な、愛すべき人々ですね。



かくいう私は、アキバ系の男性が大好きです(笑

人が、何かを思い込んで突っ走る様は、

見ているだけでも楽しいもので。


思い込みは激しいので、ついていくのは大変だけど、

確かに皆、とても優しい気はします。




ゴキブリおじさんとか

先日、ゴキブリおじさんに遭遇した。



久々に、高校の時の女友達グループと再会し、

飲んで食って、いい気分で帰ろうとした時のこと。


別れが惜しくて、駅の改札前で

5人でぐずぐずとたむろっていたら、

突如、私の背後に知らないおじさんが現れた。


私も酔っぱらっていたので

具体的なシチュエーションは定かではないが、

そのおじさんは、突然、ゴキブリの話をもちかけてきた。

「なぁ、ゴキブリの唐揚げ、喰ったことあるかい?」



無いよ!あるわけないでしょ!

心の中でそう叫びながらも表面上は平静を保ちつつ、

私は、そのおじさんに

「そんなん食べたことないよ、

あっちの人に聞いてみたらどう?」

と提案し、適当な方向を指差した。

おじさんは、案外素直に、あっちの方へ行った。

(こういう人は、案外素直なのだ)



このおじさんは、たぶん

ヘンなおじさんに分類されるんだろうと思う。

私はなぜか、生まれながらにして

ヘンなおじさんに遭遇する確率がとても高く、

ある意味慣れきっているので、

特に動じもせず、

いつものごとく、おじさんを軽くあしらったのだが、

他の4人は、ゴキブリおじさんに対して

相当びっくりしたようだった。



「今のおじさん、何?なんだったの?」

「あんなヘンな人、見たことないよ」

「未果がいたから、寄ってきたのかもね」

「そうだよ、未果に引き寄せられて来たんだよ、間違いない」


やはり、私のせいですか(涙



なぜだ。

私は、ジーンズにTシャツ、スニーカーという

ごく普通の格好をして、

普通に立って話をしていただけなのに。

なぜ、私のところには、ヘンなおやじが寄ってくるのだろう。



おやじだけではない。

その日は、妙な女の人にも遭遇した。



飲み会の二次会として入ったバーで

トイレに入ったら、

トイレのドアを、やたらドンドンと叩く人がいた。


そのトイレはわりと広くて、

座って用を足していると、ドアに手が届かないつくりだった。

ちょうど用を足していた私は、ドアをドンドンと叩く人に対して、

「すいませーん、もうちょっと待ってくださいね~」

と、声をかけた。


それでもなお、ドアはドンドンと鳴らされるので、

とりあえず超特急で用をすまし、

手を急いで洗い、ドアを開けた。

そこには普通の女の人がいた。

その女性は、私に

「あなたがもし男の人だったら、私、あなたに惚れてたと思う」

と言い残し、トイレに入っていった。



なぜ、一度顔を合わせただけで

いきなり惚れられそうになったのか定かではないが、

その後、私が自分の席に戻ったら、

その女性もトイレから出てきて、私の元に近寄り、

なぜか手を嬉しそうに差し出してきたので、

私も手を差し出し、「よかったよかった」と握手をかわした。

なにが良かったのかさっぱり分からないが、

とにかくそんな感じで握手をかわした。


お互いにたぶん酔っぱらいでどうしようもないので、

そういう時のそういうハプニングには

いつも目をつぶることにしているのだが、

同席していた高校の友達らには、激しくつっこまれた。


「今の人、何?」



「トイレでドアをこれこれこうするから私はこれこれこう答えて、

なぜかこう言われて、それでこうなった」

と答えたが、あまり理解してはもらえなかったようだった。



ついでになぜか、その次にトイレから出てきた若い男の人も、

通りすがりに私の近くに寄ってきて、

なぜか「◎△■※※??」(覚えていない)のような

謎の言葉を発してきたので、

適当に相手をして、おさらばしたのだが、

これもまた、同席の彼女らには不思議に思われたようだった。



まぁ、自分でもまぁまぁ不思議だなぁと

多少は思う経験ではあったので、

彼女らの「今のはいったい???」と

思う気持ちも分からなくはないけど、

この程度のことにいちいち動じていたら、

私は、私という人間の人生を生きていられない。



とはいえ、
「久々に会ったけど、やっぱり、

あんたの人生、ネタだらけだね」

と、飲みながら口走った10年来の友よ。

あんたの感覚は正しいよ。

慣れってのは怖いね。




ごはんがおいしい


最近、ごはんがおいしい。

新米の季節だから~というわけではもちろんなく、

体調がよろしいおかげで、

ごはんもおいしいのだと思われる。


研究から離れて、はや3ヶ月。

やっと、やっと、うつの暗闇から抜け出て来たような。

そんな気がする、今日この頃。




この先について、悩んでいます。


毎日のように、いろんな方から

いろんなコメントをいただいておりまして、

大変ありがたく思っています。



この先については、お察しいただいている通り、

大変悩んでおります。



率直に申し上げて、私は、β主任のいる研究室に戻る気は、

もうありません。

あそこに戻るくらいだったら、死んだ方がマシ、いやいや、

研究を辞めた方がマシだと思っています。

α教授に、今後もなお「β主任のところで研究をしなさい」と言われ、それがどうしても曲げられない場合は、

別の大学に入り直すことも検討しています。


苦労して探して、ようやく入った研究室ですが、仕方ない。

精神的に追いつめられて鬱が悪化して自殺するより、

なんぼかマシです。


私は「α教授を信頼したので、α教授のもとで研究を学びたい」と考えたのであって、他の研究室に派遣されて研究するというのは、二番目の選択に過ぎません。

その派遣先も、α教授の推薦があったからこそ行っただけであって、

α教授からの推薦がなければ、行きませんでした。



主任という、研究室を主宰する立場でありながら

最近の数年間で出た論文は

ほとんどすべて、主任自身がファーストオーサーで、

以前に作った、関東の研究室がありながら、

今の研究室を兼任で立ち上げる時に、

誰一人として立ち上げの手伝いに来ない主任。

どう見ても、明らかにおかしいですからね。



会った直後から、これはどうもおかしいと気づいて、

抜けたい抜けたいと色々頑張ってはみたんですが、

穴にはまりこむと、なかなか抜け出せないものですね。



β主任のもとから私を引き取ろうとしない

α教授を責める気持ちは、あまりありません。


α氏は、本当に上手に研究室運営をしている人物です。

業績も出ているし、なにより、研究室の人たちが、みないきいきと嬉しそうに研究をしています。

こういう「みんなが嬉しく働ける環境」は、

研究室のトップが作るものですから、

そういういい雰囲気の研究室を作る能力のあるα氏は、

とてもすばらしい人だと思います。

研究室選びをする段階での「私の見る目」は、

決して間違っていなかったと、今でも思います。



それにしても悔しいのは、β主任の、

自分のアラを隠すやり方のウマさです。

β氏は、基本的に、規則に触れるような行為はしません。

するときには、最大限の注意を払って、

証拠が残らないようにします。

先日休職に入った研究員の方も、

それにどれだけ悩まされたことか。


そんな彼も、なぜか、

お偉いさんには強いパイプを持っています。

彼の主宰するシンポジウムには、研究所のトップクラスの方が、ずらずらと後援者あるいは招待講演者として並びます。

いったいどうすればそんな強力なパイプが作れるんだろうと、本当に心から不思議に思うのですが、

きっと、あるクラス以上の地位の方には

「こいつ、できるな」と思わせる、何かがあるのでしょう。



それを考えると、α教授に分かってもらえないのも、

ある意味、仕方がないことなのかもしれないと思います。


私は、相当頑張りました。




長々と書いてしまいましたが、目下の問題は

「会社を辞めてまで入った博士課程の大学を中退して、他大学に入りなおすくらい、私は研究がしたいのだろうか」

という悩みです。


学部4年~修士の時にお世話になった研究室も、

他の研究室の人に言わせれば

「あそこはダメだよ」という評判だったのを思い出します。

卒業して入った会社の研究室も、

女性の派遣社員さんに対して、ありえない暴言を吐く男子社員がいたりして、

なにかが世間とズレている感じがしました。


今度はそういう穴に入らないように、と、

最大限知恵をしぼって、やっと見つけたα研究室。

その研究室自体は大丈夫だったのに、

なぜか派遣された先が、何だか意味不明なところで、

私はまたもや、窮地に立っているわけです。



同じようなことが、何度も何度も続いている気がします。

これって、はっきり言って、私の責任ではないでしょうか。

私のどこかに明らかな問題があるから、

こういう持ち回りになってしまっているのではないでしょうか。



「私の何かが、今の事態を招いている」

この仮説に基づいて、あらゆることを洗い直した結果、

「私はアスペルガー症候群である」という、

この事態を分析する上の、重要ポイントが見えてきました。

6月26日7月20日 の記事が、この部分に当たります)



さて、自分が「アスペルガー症候群である」と知った私は、

今後、それでもなお研究を続けていきたいと、

考えているのでしょうか。


診断結果が出た日から、ずっと考え続けている問題ですが、

まだ結論は出ていません。



頑張れば、研究を仕事にすることはできるかもしれないけど、

そこまで無理して頑張らなくてもいいのではないか、と、

考える日もあります。



結論が出るのは、もう少し先になりそうです。



--

追記

9月9日 記事の、コメント2番目(paperさん)、必見です。

「第一印象がいい人は要注意」という意見に、

激しく賛成します。

多分悪気はないんでしょうが、

結果的にそうなってしまっているというか。


100%合っているとは言いませんが、

押さえておくべきポイントだと思います。


研究室を選ぶ際には、「そこで今まさに働いている研究者、あるいは学生の話を聞く」のが鉄則です。

彼らは、こちらから聞きさえすれば、

現状を率直に、あるいはほのめかして話してくれます。

私も、研究室選びの時は、このテクニックを活用しました。

(変な研究室をいっぱい見ました!)



あっ、私も第一印象がめちゃくちゃフレンドリーで

とてもいいらしいので、危ないかもしれません(笑


古いアカを落としましょう

概念的な話ではなくて、本物のアカ=角質の話です。



最近、かかとが、すっごくがさがさしてきたように思うんです。

てきとーな格好で、ソファに寝っ転がって本を読んでいる時に、

ついでに足をばたばたなんてしたりして、

そのときかかとが下着にちょっとでも触れると、ザリザリザリッ。

びっくりするくらい、大きな音がするんです。


こんなこと、25歳前にはなかったはずなのに。

年取ってくると、顔だけじゃなくて、

かかとの皮膚も乾燥してくるんですかね。


思えば、私の母は、

完全に角質が分厚くなって、ひび割れて血が出るほどの

かたーくてがさがさし放題の、かかとの持ち主でした。


DNAに刻み込まれた遺伝情報に基づいて、

このままでは、私もいつかああなってしまうのかもしれない。

ぶるぶる。


母のように、取り返しのつかない事態になる前に、

かかとを角質肥大から救わなければなりません。



そこで、今日のお風呂上がりに、

さっそくゴマージュピーリングをすることにしました。

旦那が持っていた(なぜ持っているのか)

ボディー用スクラブ剤を奪い取り、

少し手に取っては、かかとをゴシゴシ。

ついでにひじとひざもゴシゴシ。



努力の甲斐あって、かかともひじもひざも、

なんだかつるつるになった気がします。



でもこのやり方では、実は

左右の手が、いちばんゴシゴシされる回数が多いわけで。

かかとも、ひじも、ひざも、

結局は手でこするしかないんだものね。


おかげで手の平の角質層が取れすぎたのか、

こうしてキーを打っているだけでも

なんだか手の皮膚がひりひりします。



角質は皮膚のバリア層。

バリアが薄くなった手が悲鳴をあげているのが、

うっすら聞こえてくる気がします。



--

今日の晩酌:

・鳥飼 ロック

暴れぐあい:☆☆

(研究以外にも、楽しいことは世の中にたくさんあるのかも。)


こんなんでもやっていけるんですか

9月6日の続報。


産業医からは、その日のうちにメールが入っていました。

しかし、いきなり一文目に、「佐藤 理香子様」と来たもんだ。


私は「佐藤 未果」じゃ!うがー!!!

理香子って誰だよ、おい、と、一人突っ込み入れまくり。


相談相手の名前すら間違えるこの人って、

正直どうなのよ。



内容は、「アポイントが取れなくて話をするのが遅くなると良くないので、α氏に電話をしました。」

とのことだった。

(取れなくて、じゃなくて、取らなくて、じゃないんだろうか。

これ以上遅くなると、「私にさらに何言われるか分からなくて」、良くないので、じゃないのだろうか、と

思わず毒づく)


さらに、「指導はα教授にすべて一任するということになりました」と続き、メールはここで終わった。

これって、どういうことだろう。


β主任のところでは研究ができない、と、

α教授にどう説明しても分かってもらえないから、

私は産業医の先生を通じて、

「β主任の研究室は、研究環境が悪い、だから私は体調を崩している」

という話を、伝えてもらいたいと思っていたのですが。


あの日、私が身を切りながら話した

β主任の研究室の惨状については、

一体どのくらい話していただけたのか。



その報告は全くありませんでした。

「α教授と何を話したのか」、その内容が一番大事なんだと思うんだけどなぁ。

やる気ないってことなんですかね。




あーもう。

ある程度予想してたけどさ、

なんだかなぁ、もう。