第一部・完。
もういい加減読むのも面倒だと思うので、
ここからはダイジェストでお送りします。
なんでこんなにマメに書いてたのかというと、
この経験がいつか誰かの参考になるのではないかと
考えているためです。
--
推薦書や成績証明書その他を大学事務に郵送し、
提出が遅れたことを平謝り。
無事に入試を受ける権利を得て一安心。
入試は英語の筆記とプレゼンテーション。
事前に大仏先生が送って下さった過去問を解き、
プレゼン準備。
プレゼン内容は、大仏先生と相談した上で
修士の時の研究内容および
なぜ大仏研を志望するか、に決定。
自己紹介を兼ね、α研を辞める理由についても
きっちり説明することになった。
久々のプレゼン、休学のブランクは埋めがたく
入試前日に大仏研の方々の前でやった
発表練習では、笑っちゃうくらいボロボロだった。
なので入試前夜にあわてて夜通しプレゼン練習。
しかし練習のかいあって、
入試当日の出来はとてもよかった。と思う。
入試では学部の他の教授に、
なぜα研を辞めるのかについてつっこまれまくった。
α研を辞める表向きの理由は(実際当たってるけど)
「α研でやりたい研究をできるという約束だったのに、
実際は別の研究をしている別の研究室に派遣され、
やりたかった研究が一切できなかったから」
なので、β主任のところへ派遣されて
α研には戻れなかったことを率直に話した。
すると教授陣から、
「人のことを簡単に信用してはいけない」という
ありがたいお言葉をちょうだいした(笑)
いやぁ、全くその通りですよね。
信用に当たらない人の口約束を安易に信用して
今まで何回失敗したか。
そこがそもそも、今回の失敗の根源ですよ。
そんなこんなで、入試は無事合格。
合格の知らせは大仏先生から直々に電話をもらった。
「発表、とてもよかったですよ」だって。
なんて優しい先生なんだ。あっ、思わず涙が……
--
すべてが終わった今、
これまでお世話になったすべての人たちに
お礼のメールを送り、
あとは入学式を待つだけとなった。
ホトケ様と大仏先生には
巨大な恩ができた。
きっと返しても返しても返しきれないけど、
これから研究をがんばって
立派な研究者になれば、
少しは恩返しになると思う。
もうくじけないぞ。
きっと大丈夫、なんとかなる。
ではこれにて、博士号取得大作戦 第一部終了!
ぱちぱちぱち……