み、み、み、みつけた!!!!
1月某日
ついに見つけた!
例のとある分野について、
史上初の研究国家予算を
「今年」獲得した先生を見つけた!
インターネットで検索してたら、
申請書をたまたま引っかけた!
やった!すごい!
なんとなーく、カンで
そろそろ研究が始まるころかと思ってたけど、
ホントにあった!
やった!!
先生の名前でネット検索したところ、
この先生は医大の教授で、
博士課程の学生も指導してるらしい。
私は修士号持ってるから、入れてもらえるかも!
早速アポを取って、話を聞きに……
って、いつもなら勢いだけで突っ走って
即行動に移すところだけど、
今回は思いとどまった。
同じパターンで今まで何回も失敗してるからね。
まずは慎重に、教授の素性を確認。
HPに載っていた、教授の顔写真をチェック。
ふむふむ、なかなかいい人そうね。(*1)
次に研究室のHPを見てみたところ、
おっ、なかなか良い雰囲気じゃん。(*2)
パーティの写真も載ってるし、みんな楽しそう。(*3)
業績は……えっ、こんなに出てるの?!(*4)
研究室の人数何人だっけ??
……意外に少ないな。(*5)
研究室の人たちがいろんな賞取ってるみたいだし、
ここはよさそうだなぁ。
理系の修士から医学部の博士課程に行くのって
あまりいい話は聞かないけど(*6)、
可能性として検討する価値はありそうだね。
んーじゃあまずは、
どんな研究してらっしゃるのか、
話だけでも聞きに行こう!
ついでに私の入り込む余地があるかどうかも
聞いてみちゃったりできたらいいな♪
まずはメールでアポイント、アポイント♪
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*1 人柄は顔に出ます。β主任の写真はすごいぞー
*2 いい研究室はHPがきちんと作られてます。
HPがそもそも無いのは黄信号。
しかしHPがきれいだからいい研究室とは限りません。
*3 写真に写ってる人たちが幸せそうな表情かチェック。
写真が一枚もないのは黄信号。
*4 毎年論文が出ている研究室かどうか、
業績リストを確認しましょう。リストが無い・もしくは
更新が数年前で止まっていたら黄信号。
*5 業績の数は研究室の人数で頭割りしましょう。
また研究室の人数が30人を越えていると、
ボスの直接指導は望めないと考えていいでしょう。
*6 博士から医学部に行くと「医学博士」は取れますが、医師免許は取れません。医師免許なしに医学部で出世する(教授になる)のは大変困難であるという話。